せどりで生活できる?1年間やって分かったリアル

せどり

正直に言うと、せどりで生活していた1年は楽ではなかった。

でも、あの経験があったから今の自分があるとも思っている。

最初は「稼げそう」という軽い気持ちで始めた。

でも、やってみると想像以上に大変だった。

そもそも、元々いた会社がいわゆるブラック企業だった。

残業は当たり前、給料も見合っているとは言えなかった。

このままでいいのかと、ずっとどこかで思っていた。

自分のために成長したくて、あえてその環境に身を置いていた。

いわゆるブラックだと分かっていても、

そこで頑張れば何か変わると思っていた。

実際、順調だった。 自分なりに、頑張っていたと思う。

でも、その時は気付けなかった。

崩れてからは早かった。

それでも、家族のためにそこに居るしかなかった。

本当はもう限界だった。 でも、簡単に辞めるわけにもいかない。

家族には言えなかった。 でも、収入は必要だった。

「別に収入があれば、納得させられるかもしれない」

そう思って、小遣いとヘソクリを少しずつ貯めた。

そして、せどりのスクール(有料)に入った。

最初は、仕事をしながらの兼業だった。

21時まで仕事をして、 前の日に学んだことを試すために、

そのまま22時閉店の店舗へ向かった。

帰宅してからは、スクールの内容を確認しながら

リサーチの練習。

気づけば、寝る時間はほとんどなかった。

それでも、朝は5時半に起きて、6時半には家を出る。

そんな生活を続けていた。

今思えば、かなり無茶苦茶なスケジュールだったと思う。

でも、その時はそれが普通だった。 やるしかないと思っていた。

余裕なんて、なかった。

仕事を辞めるためでもあったし、 正直、最初は楽しかった。

何も分からない状態から始めたけど、

それでも前に進んでいる感覚があった。

スクールの最初の講義で言われたことがある。

「愚直に、言われたことをやってください」

シンプルだけど、その言葉はずっと残っている。

今でも、新しいことを始めるときは、 この言葉を思い出してやっている。

稼げるようになって、仕事も辞めた。

せどりだけで生活できるようになり、専業になった。

ここだけ聞くと、うまくいったように見えると思う。

でも、実際は思っていたよりもきつかった。

特にきつかったのは、お金の面だった。

サラリーマンのときには気にしていなかった税金や社会保険。

そういうものが、全部自分にのしかかってくる。

将来への不安も、前より大きくなった気がする。

せどりは楽しかった。

自分で考えて動いて、結果が出る。

その感覚はサラリーマンのときにはなかったものだった。

でも、それと同時に、孤独と不安もあった。

休めば収入はない。 体調管理もすべて自己責任。

月収も安定しない。 稼げる月もあるけど、

自分のせいではない理由で入金が遅れることもある。

思うように仕事ができない時期もあった。

そういう現実を経験して、 スクールの講師や専業でやっている人

が言っていた言葉を思い出した。

「サラリーマン最強説」

あの言葉の意味を、身をもって理解した。

それでも、この経験があったから分かったことがある。

せどりは、稼げる。 でも、誰にでも合うわけではない。

自由な分、全部自分で背負うことになる。

やってみないと分からないことも多いと思う。

無理に大きく変えなくてもいい。

小さく試してみるだけでも、見える景色は変わると思う。

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